事故で修復不可能なほど折り曲げられたバウパルピット(船首落ち止め)を作り替えた
ヒビが入っていたので新しいLED両色灯も取りつける
その電線を通すのは一苦労でピアノ線を使って通した
昨日ハーケンジブファーラーの巻き取りドラム交換と
このバウパルピット取付でアルページュ30フィートの修復完了
今日はデッキプラグを取りつけて電線を船内に入れ結線をし全てが終了する予定
ヨット屋のブログです。
http://ikegawa-yacht.com/
ヨットを造ったり
修理したり
自分の「花丸」に乗って遊んだりします。
事故で修復不可能なほど折り曲げられたバウパルピット(船首落ち止め)を作り替えた
ヒビが入っていたので新しいLED両色灯も取りつける
その電線を通すのは一苦労でピアノ線を使って通した
昨日ハーケンジブファーラーの巻き取りドラム交換と
このバウパルピット取付でアルページュ30フィートの修復完了
今日はデッキプラグを取りつけて電線を船内に入れ結線をし全てが終了する予定
特注でグラブレールを作りました
市販の物はあまりにも華奢すぎです
本当にいざという時体重ががかかれば折れて落水する人を支える事は出来ないでしょう
それにボルトナットで留めつける為の厚味がありません市販のグラブレール厚味は木ネジ止めの厚味です
と言うことは船内の外れても命に別状がないところに用いるグラブレールです
写真の特注グラブレールは普通の人の体重がかかっても何ともないサイズですが
これを止めるには8ミリボルトナットを使う必要があります
8ミリボルトの頭を沈めて埋め木をしないといけませんが
そんな大きな埋め木を作る為の埋め木作りのキリがありません
そこで昔作ったどんなサイズの埋め木でも作る事が出来る埋め木作り治具を引っ張り出しました
埋め木の下の穴に左手を入れて埋め木を指で固定し
削る部分が上になる様に回転させながら右手で上からカンナをかけます
丸鋸で横方向繊維の角棒を作っておき
それをカンナで四角八角十六角と削っていき最後に真ん丸に削ってサンドペーパーで仕上げます
埋め木は横方向の繊維でなくてはいけません 縦方向の木目を使うと水をボルトの方に引き込みます
僕が作った「どんぐり Ⅶ」の前に
横浜の岡本造船という日本最古のヨット造船所が作った「どんぐり Ⅴ」
K16-キャビン付きデイセーラー
センターボーダーで昔ながらの木造艇の作りだ
アンカレッジ・マリーナに運ばれてきた
古くなって雨漏りがする所があり修理することになった
先ずはバウハッチが腐っているのを取り外して持ち帰り修理するところから始める
今時珍しいシングルチャインの木造ディンギーだ
シアーラインやキャビン角の縁回しを見ていると
堀江謙一さんが太平洋ひとりぼっちをやった頃のヨットを思い出す