ikegawa-yachtのブログ

ヨット屋のブログです。
http://ikegawa-yacht.com/
ヨットを造ったり
修理したり
自分の「花丸」に乗って遊んだりします。

2016年5月のブログ記事

  • エアー抜き

    得意でない部分のエンジンに関することを先に終わらせようと昨日はエンジンをかけてみた コントロールや燃料や排気関係全てを取り外して交換部品を替えて再度組み直したので そんなに簡単にかかるとは思っていなかったがやはり手こずった 燃料濾し器が付いている部分の頭にエアー抜き用のボルト頭があり 普通はその部... 続きをみる

  • レーダーディテクター

    写真中央の赤いボタンがある装置がレーダーディテクター 車のねずみ取りレーダー波を受けて警報を発する装置と同じ様なものです 右舷船尾にアンテナがありレーダー波を受けると自船のどの方向から発射されたものかも表示します 前方からのレーダー波をとらえると船のかたち前と左右の線が光ります 右舷からだと右舷と... 続きをみる

  • トイレ配管

    和歌山からの廻航時に詰まっていたトイレを一応使える様にしたのだが まだ排水がスムーズでなく汚れが酷かったので船外に取り出してメンテナンスと掃除 ポンプも分解して中の弁を交換した 船首にホールディングタンクを固定していたのを取り外し ポンプから直接新しい排水ホースでスルハルにつなぐ これで船首はスッ... 続きをみる

  • 取りつけ直し

    左から左舷棚の扉2枚 フォクスルへの扉 そしてメインテーブルの右袖(折りたためるようになっている)を取りつけ直した それぞれおそらく新艇の時から取り外していた物だろう 随分新しくて日焼けをしていない まだまだあちこちに覚え書きやフックを張った糊が残っているので削り取る いよいよ来襲から本格的にデッ... 続きをみる

  • 海水ポンプ

    シンクの下扉を開けた所の写真です 写真左下の海水ポンプを踏んだらラバーが上がってこない状態になっている これはおかしいとホースを外してみるとスルハルが完全に詰まっている 多分浮遊する昆布のようなものを吸い込んだのだろう 結構丈夫な金属棒でつついたが全く船外まで抜けないので ストレート・ボールバルブ... 続きをみる

  • ジンバルと冷蔵庫置き台

    左クォーターバース入り口に冷蔵庫を置くための丈夫な棚を作った 雨が降ったのでまだ接着はしていないが 晴れたら接着部分を残して塗をしてから接着するつもりだ その右のジンバルはステンレスで出来ているが ステンレスの表面を傷つけて中に入り込むような錆があちこちにできていたので ステンレスを薬品と機械で研... 続きをみる

  • 雨が降った

    天気予報では今日から雨の予報だったので 昨日は出来るだけエポキシを使う仕事をすることにした 左舷クォーターバース入り口左に有ったプロパンガスボンベケースを取り払い そこに冷蔵庫を固定する事にした そのための丈夫な棚を作る 冷蔵庫は重くて一番電気を食うものなのでヨットには向かないが 快適なセーリング... 続きをみる

  • エポキシ接着

    昨日は切断された床板2枚のスカーフ繋ぎと スライドハッチ戸袋カバーの腐った部分を取り除きスカーフ繋ぎの接着 床板は6.5ミリですがそのサイズの大きな合板の手持ちがないのでスカーフ繋ぎで元に戻します スライドハッチは4ミリ合板3層ですがこれは6.5ミリ合板の小さいのを2層重ねてスカーフしました どち... 続きをみる

  • 昼からハードドジャーの仕事

    日曜日朝08:00に上蒲刈島県民の浜を出港して 出入港以外全部機走で昼前には柳原漁港へ帰り着きました 休みの日の帆走は仕事をする気力になります 船泊まりの時は日頃は気にしない風の音等も気になり何度も起きだし眠い昼間 少し昼寝をして起きるとやはり仕事のことで頭がいっぱい ハードドジャーをFRP化する... 続きをみる

  • Blue Seagull と TASOGARE

    泉大津からBlue Seagullの上田さんと TASOGAREの松村さんが広島県民の浜へやってきた 上田さんは80歳・松村さんは67歳だそうだ 二人ともお元気です 僕と連れ合いと真澄人君と途中で合流した相原さんと愛媛から2艇4人 大阪泉大津からも2艇にそれぞれ二人ずつ乗ってきたので4人 8人で上... 続きをみる

  • ハードドジャーFRP化スタート

    ドジャーの天井Rは計ってみると6000Rだった コンパネで6000Rを作って嵩上げしその上にポリ合板を張って型にする サイドの窓を全て取り外しこれらもポリ合板に替える 今のままだとステッチ&グルーの凸凹があり綺麗に平してからでないとFRP化が難しい 前の窓も逆の台形になっているので下の辺が長い台形... 続きをみる

  • ハードドジャー

    日本製の2.5ミリ耐水合板を使いステッチアンドグルー工法で作ったハードドジャー いくら丁寧な塗をしてもその後全く世話をしなかった様で10年が限度のようだ この古いハードドジャーを型にしてFRPのハードドジャーを作る事にした ハードドジャーの上にあったブームギャローを取り外したので 低くて出入りが難... 続きをみる

  • フェザーリングプロペラ

    シャフトとカップリングを組み立てておいて エンジンを吊り上げて前方からシャフトを通した 時間をかけてしっかり芯出しをしエンジンを据え直し フェザーリングプロペラを組み立てた ちょっと動きが悪かったが海用のグリスを入れるとスムーズに動くようになった エンジン屋さんにエンジンを見て欲しいと言うと何時間... 続きをみる

  • 清水タンク新替

    清水タンクが水漏れを起こしたらしく使われていなかったので新しいのと取り替える事にした 新しいタンクはVetusと言うメーカーの100リットルにした 前のタンクは内側のビニール袋のようなものを出して外の保護カバーはそのまま使う 水タンクはフレキシブルの軽いものが良いと思うのだが 内側を掃除することが... 続きをみる

  • PSSシールゴム新替

    10年経ったのでPSSシールの蛇腹ゴムを新しくする ゴムだけをフリーで立ててみると古い方が7ミリくらい短いかなと言うくらいだが 新しい状態から20ミリ短くなるまで10年間押しつけて居たのだからまあそんなものだろう ステンレスの塊リングの固定埋め込みボルトを替えるのに手こずったが これも元通りになり... 続きをみる

  • 仁尾マリーナ

    昔木型からFRPモールド作りを手がけた信天翁と言う船の修理に仁尾マリーナへ行く 16年経っているそうだが何所も大きい問題が有るようには見えなかった マストを支えるリギン類を入れ替えてそのまま乗られるそうだ 僕が修理に行ったのはスケグ取りつけ部分から水漏れだという話しだったが スケグ取りつけ部分では... 続きをみる

  • 朝井さんチヌを突く

    興居島にヨットを泊めている朝井さんから 前に行くのは「花丸」ではないか中島の大浦へ行くから来ないかと電話があった 昨日は同じ所に停泊している「belme2」と言うヤマハ30フィートに乗って来た チヌを突くからと言うので待っていると本当に大きなチヌを突いて来て料理をしてくれる 大阪から日本1周半して... 続きをみる

  • プロペラシャフトを抜いて

    プロペラシャフトを抜いてみると エンジン側の支面材(コックボード)部分が摩耗で凹んでいた 22ミリ直径のシャフトが一番凹んでいるところで20.5ミリしかない ちゃんと支面材は有ったのでどうして凹んだのかは不明 もしかすると新しく支面材を入れ その前に片ちびして擦れていたのかも知れない 仕方がないプ... 続きをみる

  • エンジン取り外し

    フォールディングプロペラをフェザーリングプロペラに交換するためと PSSシールのゴム部分を交換する為と エンジン側コックボード(支面材)交換のため エンジンを取り外し持ち上げておいてシャフトを前方に引き抜く エンジンを取り外すにはエンジンコントロールに関わるものや 燃料系統・排気系統等沢山の物を外... 続きをみる

  • 床下掃除

    あまりに汚れていたので床板を取り外しビルジを石鹸洗い こてこてに低粘度エポキシを塗ってあるので 石鹸洗いをしても水が木に染みこんでいくことはない 接着の角には全てエポキシパテのフィレットを盛ってあり接着不良の不安もない 今日は船内に取りつけていたプロパンガスボンベ置き場を撤去して 冷蔵庫置き場を作... 続きをみる

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  • スライドハッチ戸袋

    船体もデッキも全塗装をするのでソーラーパネルステンレスパイプカバーを先ず取り外す 次にこの船には大きすぎるサイズ70W 2つのソーラーパネルを取り外す 放置した船のバッテリーがソーラーパネルがあるのに上がった理由が解った ソーラーパネルの電線接続部分に塩をかみ腐って電線が外れていた 10年使った後... 続きをみる

  • 外板サンディング

    エアーストレートサンダーで外板をサンディング あちこちに傷はあるものの大きなダメージはなく歪みなどもほとんど見られない 木のヨットは10年ごとに外板の歪みを取るサンディングを3回繰り返すとほとんど動かなくなると言われている と言う事は外板が動かなくなるまでに30年かかると言う事か 「光丸」の場合木... 続きをみる

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  • 「diamant」初乗り

    長男真澄人君の「diamant」初セーリングでした 白波が立って強風でしたが野忽那島へ行きました レギュラージブと2ポイントリーフのメインセールで 風が最強の時にはトーレールを一時洗うこともありました それでもほとんど波をすくわず飛沫で船首デッキが少し濡れただけです 船穀は硬くしっかりした船です ... 続きをみる

  • 柿の葉茶

    航海中にビタミンCを摂取するため柿の葉茶を作る事にした 亡くなった叔母の庭に有る柿の木から 今年芽吹いた新しい葉っぱを沢山採ってきた 工房二階で日陰乾燥中 長距離航海をすると食事が片寄り微量のビタミンが不足する だから総合ビタミン剤も持って行くが 一番不足するのはビタミンCだろう 昔の帆船乗りがビ... 続きをみる

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  • アンカー救出リング

    根掛かりしてあげる事が出来なくなったアンカーを引き上げるためのステンレスリングです 線径も20ミリほど有りけっこう重くて丈夫な物です 上がらなくなったアンカーにブイを付けて放置し 波風が無くなり海が平穏になった後上げに行きます このリングに丈夫なラインを結びつけ 上がらないアンカーラインを思い切り... 続きをみる

  • 中二階の作業台

    中二階の作業台が新しく買った部品や 取り替える部品や取り外した物で一杯になり作業台として使えない 今からデッキの仕事にかかったら作業台として機能してくれないと困る 片付けをして作業台として使える様にしよう 梅雨に入る前にはエポキシを使う仕事を終わらせたいと思う 気は焦るがやれることから終わらせてい... 続きをみる

  • ヤンマーYC単気筒エンジン

    広島から堀江海の駅に入港しているヤマハ30C エンジンがかからないというので見に行く 燃料が口に入るのを覚悟して燃料ホースをくわえて思い切り吸ってみた ところが全く燃料が出てこない 燃料タンクの上面に付いている燃料ゲージを取り外し燃料を全て抜き取る ステンレスの燃料タンクなので結露した水が燃料タン... 続きをみる

  • 静索を製作

    ティラーはサンディングでは時間がかかって仕方がないので 結局刃を傷めながらカンナでエポキシを削り取る 平カンナや曲面カンナを使い荒落とししておいてからサンダーをかけ 結局綺麗に落とす事ができ塗装のために引き抜きブースの前に吊り下げた ・ その後マストを支えるステー(静索)を作りにかかる アイターミ... 続きをみる

  • 硬化不良低粘度エポキシ

    「光丸」のティラー  コテコテ・タレタレに低粘度エポキシを塗ってあった 剥がして塗りかえようとエアーサンダー40#・回転サンダー60#色々やってみるが どれも粘り着く おまけに硬い カンナで削るのが一番落ちるが刃が欠けて直ぐに切れなくなる さらにカンナかけできるような平面はほとんど無い これは手こ... 続きをみる

  • 上蒲刈島歩いて岬巡り

    良く見れば解りますが写真中央に「花丸」のマストと桟橋のライトが写っています 1時間くらい歩いて四国側の岬の先まで行ってきました 途中に綺麗な砂浜がありダイアモンドビーチと名付けられていました 岬の先はビーナス岬だそうです ずっと同じ所に居座って二泊三日の上蒲刈島でした アルコールの消費は激しかった... 続きをみる

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