ikegawa-yachtのブログ

ヨット屋のブログです。
http://ikegawa-yacht.com/
ヨットを造ったり
修理したり
自分の「花丸」に乗って遊んだりします。

スイングアーム延長



スイングアームの腕部分


あまりにも短くてパソコンを取りつけるとアーム本体を取りつける位置が限られ
丁度取りつける位置にコンパニオンウェー出入り口のグリップハンドルがあったりでやりにくい


そこで横浜の友人はアルミ鋳物で出来たアーム部分を溶接で延長したそうです


アルミの溶接は慣れていないと結構難しく何所の鉄工所でも出来るというものではありません


僕も溶接してアームを延長すると言うのを思いついておれば随分取付が楽になったはずです


10年ほど前にニュージーランドへ行った時は船内への出入りも敏捷で苦にならず
目もよく見えたので船内バルクヘッドに取りつけたパソコンをのぞき込んでみたり
詳しく見たい時には船内に入って見たりしていたが


今やパソコンは航海中目の前にないと不便だと思うようになった



船の航海器機用のスイングアームのことを書いた後


フェイスブック友達の齋藤さんという方に下の事務用品を教えて頂きました


https://www.big-one.jp/.../office-equipments.../18721.html

木造ハッチ



「どんぐりⅤ」の木造ハッチです


合板天板の前部分が腐っていたのをエポキシ修理しました


湾曲している部分が腐っていたので合板のスカーフ繋ぎは難しく
腐っている部分を取り除いておいてガラスチップを入れた低粘度エポキシで埋めました


強度は以前より出ました
雨がしみこんで合板を腐らせることもないでしょう


しかし元々合板下の補強も小さくこの上には乗らない方が良いと思います


取付金具やビスは真澄人君にたのんで酸洗いして綺麗にしてもらいました


彼は貴金属を磨くのが専門ですが錆びたヨットのステンレス研きも早くて綺麗にやります
「花丸」の金属部分を綺麗に磨いてくれました

スイングアーム


航海計器取りつけ台


スイングアームというアルミの鋳物で出来た丈夫な物です


船内の濡れない所に航海計器をしまっておき必要な時はコンパニオンウェーへ振り出す事が出来ます
「花丸」はハードドジャーがあるので航海中はずっと振り出したままです


コクピットに座った状態で全ての航海情報を見る事が出来るのは安心です


普通はもっと重量のある物を乗せるためにあるのでしょうアームが短くて非常に頑丈です
1キロほどのパソコンを乗せるのならアームはあと100ミリ~200ミリ長くても何ともありません


その方が取付もパソコン中央になりバランスが取れます


もっと軽くてシンプルなスイングアームがあれば良いのですが今のところ市販品はこれしかありません