ikegawa-yachtのブログ

ヨット屋のブログです。
http://ikegawa-yacht.com/
ヨットを造ったり
修理したり
自分の「花丸」に乗って遊んだりします。

充電インパクトドライバー



工房での仕事は全てエアードライバーだったので
滅多に使わなかった充電式インパクトドライバー


買って7年ほど経過し全く充電できなくなり
もう買った所にも売っていないのでいよいよ捨てようかと思っていたら


真澄人君がネットで同じバッテリーを捜してくれた


そうか、ネットで検索という手があったか
結局バッテリーを手に入れ本体は全く問題無いインパクトドライバーは復活した


充電式の工具は使わないで駄目にするケースが多い


バッテリーは放電して放置するとその状態を覚えてしまい
充電できにくくなると言う


その事を知らずヨット「花丸」の先代ディープサイクルバッテリーは新しいのに駄目にしてしまった
ディープサイクルバッテリーと言えども放電したら直ぐに充電しておく必要がある

「TSUYOTAKA」



古賀さんと言う人が書かれた「TSUYOTAKA」航海の記録を頂いた


http://tsuyotakalogbook.blog.fc2.com/


非常に細かい航海前からの計画や感情抜きの事実が書いて有る
僕が「海の広場」に書いた荒天帆走と言うところを参考にさせてもらったからと
本を送って下さった


僕が「鴎盟」でした40年前の太平洋一周航海と比べると圧倒的に航海の様子も変わってきた


10年前の「花丸」でニュージーランド往復航海からもどんどん変化している部分が読み取れる


通信手段や自分の位置を知る方法や天気予報を外洋で知る方法
それらを使えば今は昔と比べ随分安全な航海が出来る


特に衛星電話イリジュウムGOに付いて聞いてみたいと電話をしたが
今はハワイに行っていてお留守だった

「花丸」のイーパブ



イーパブ (E-PIRB - Emergency Position Indicate Radio Beacon )は今や外洋航海の必需品


日本で買うと定価45万円


小型船舶の検査で遠洋航海が出来る検査をに通るには日本製のこの商品を積み込む必要がある(それ以外は船検が通らない)


ところが「花丸」の写真のものは新品を買って9年しか経っていないのにもうバッテリーを製造していなくて
新しく出た機種の物を買わないといけないと言う


どう考えてもバッテリーが無いくらいのことで45万円も新たに使うのはおかしな話しである
機械がまともに動いている間バッテリーは新しく製造する義務があるのではないだろうか


少なくとも国の機関がこの機種しか船検に通さないと決めたのなら
バッテリーも機械が壊れるまで作り続けよとメーカーに働きかけるのが本当だろう


実は海外の同じ性能の機械が4万円ほどで売られている


元々SOSを発信する為の機械なので僕は使わないと決めている


最近の航海者は船が浮かんでいる状態でもSOSを発信する人が多い
それは無理やり船検の為にイーパブを持たせるからだと思う